新潟市中央区沼垂東にある「東来順」さんにお邪魔しました。
「とうらいじゅん」と日本語読みされている方が多いと思いますが、「とんらいじゅん」と読むのが正しいです。
再開発が進む栗ノ木バイパス沿いにあります。
こちらにお店を構える前は古町で14年ほど営業されており、こちらに移転してからも22年ほどにもなる老舗中華料理店なんです。
こちらの店主は、惜しまれながら閉店した中華の名店「広東飯店」で修業されたそうで、この道40年以上の超ベテランシェフ!
中華の名店「広東飯店」の歴史
広東飯店の店主小沼氏は昭和に開かれた東京五輪の際、勤務していたホテルからシェフとして派遣。東京オリンピックの選手村で料理人を務め、インド選手団の料理を担当されたそうです。そこでインドのニューデリーホテルの料理長さんと出会いカレーの作り方を教わったそうです。
その後「広東飯店」さんのメニューに取り入れ人気メニューとなったそうで、本場インドカレーのレシピは当時修業していた、こちらの「東来順」さん、五泉「鳳龍飯店」さん・三条「華園」さんの三人のお弟子さんに引き継がれたそうです。
そして、「広東飯店」は麻婆麺の発祥のお店とも言われているんです。「麻婆麺」発祥のお店は諸説ありまして、他に、江南区の「まるしん」さん、南区の「中国料理 こま」さん、西区の「保盛軒」さんなどの説があります。
※実際にどこが一番古いのか正確な情報がないためあくまで候補の一つとお考え下さい。
メニュー
本格的な広東料理のメニューがお手頃なお値段でいただけます。^^
メニューには載せていませんが、壁に貼られているメニュー「本場インドカリー」が人気なんです。!
店内は2人掛けのテーブル席が3卓、4人掛けのテーブル席が2卓、カウンター席が4席だったと思います。
駐車場は店の横に6~7台くらい駐車出来ます。
本場インドカリー ¥850
中華屋さんで本格カレー!異彩を放っています!
本場インドカリーにはサラダと、この後焼きたてのチャパティも加わります。
インドカリーって言ってもインドには地域によって様々なカレーがありますので、その中の一つであることをご理解ください。
食べ始めて数分するとチャパティがきました!本格的過ぎる!
カレーって言うと「ナン」が有名ですが、実際インドの一般家庭では「チャパティ」が主流となっています。「ナン」「チャパティ」「ロティ」とは小麦でできた平たいパンとお考え下さい。
チャパティはパリッとした表面に中身がモッチリした食感、カレーにつけていただきます。本場のカレーを少しだけ満喫できた気がします。^^
本場インドカリーは緩めな粘度、適度な辛さがありとてもスパイシー。最初の一口目は甘みがありすぐに辛さがジワ~っと押し寄せてきます。長時間煮こまれたであろうホロホロの牛すじ肉の甘みと旨みが溶け込んでいます。
カレーかけたところ写真とってないや~~~~ん(おバカ~~)
まぁその辺は想像でカバーしてください。m(__)m
これが本場インドカリーだ!お前が威張るな!
麻婆湯麺 ¥700
運ばれてくるとフワリといい香りがします。
これ絶対美味いやつじゃん♪
スープを飲んでみると、鶏ガラベースの優しい味わいで、旨味とコクを感じます。
少しだけニンニクも入っているようです。
麻婆餡はそれほどトロミが強くなくスープに溶け込んでいきます。
これは旨い!
最近は、汁なし麻婆や、花椒を効かせた本格四川麻婆をかけた麻婆麺がもてはやされていますが、本来、麻婆麺って言ったらラーメンの上に麻婆豆腐をかけたもの!これなんです。!キッパリ
そういうあんさん、汁なし麻婆ばっか頼んでますや~~ん(;一_一)
東来順(とんらいじゅん)
電話:025-243-6489
住所:新潟市中央区沼垂東1-5-29
営業時間:11:00 – 14:00
17:00 – 20:00
定休日:月曜日
席数:18席
駐車場:有
コメント
中華でカレーと聞くと三条市の華園が思い浮かびます。
まずは華園から行ってみよう (^O^)/
ペコさんへ
華園さんもインドカレーですからスパイスの効いたカレー食べらますね。
今回の東来順さんもイイお店でした。食べるとわかる人気なんだなーって。
また食べに行きたいです(^^)